遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
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世界消費者権利の日行動 | ||
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by土を愛する会 研究員 篠原 辰巳 | ||
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********************************* 会場:労働スクエア 日時:2000年3月13日午後1時から ********************************* 前書き 以下の記録は、私が可能な限り、パソコンのワープロソフトで講演会の進行に従って同時入力したものであり、必ずしも正確でないことをお断りします。−中略−速報性を重視し、誤字、脱字のみをチェックし、内容の再確認を省略させて頂きます。以上のことを念頭において、以下の速記入力をお読みください。特に固有名詞は聞き取りですので、誤りが多く含まれることに、注意してください。それでは、13日プシュタイ博士来日講演の全容を以下に示します(篠原)。 ************************************ 挨拶 安田節子事務局長(当時) 明日からの幕張におけるコーデックス会議に向けて、私たちの思いを一つにしよう。 私たちの代表団メンバーが、消費者の立場から、コーデックスの会議に入っていきます。 現在、遺伝子組み換えに対して、市民運動が広がっている。 今年の春は初めて、反対運動のあおりで、遺伝子組み換えの作付けが減少する。25%減少して、今年は3,000万ヘクタールになるであろう。ヨーロッパから始まった反対運動。誓願書類が数限りなく出された。アメリカから反対運動は貿易障害だという脅しもあった。遺伝子組み換えが入っていないものを買い求めるのが私たちの対抗手段である。 輸出国、アメリカ、カナダはこの逆風をどのように対抗していくか。日本政府は、これに対して助け船を出そうとしている。国際規格を出そうと日本が言い出して、議長国を引き受けた。特別作業部会が設置された。遺伝子組み換え食品は実質的に同じであれば、安全の主張であった。データとしては、机の上から1メートル60センチ程度の安全データを出したという。しかし、データの価値は、量ではない。質だ。本当に知りたいのは、食べ続けて大丈夫かということだ。私たちの懸念を裏付ける実験をされたのば英国のアーパッド・プシュタイ教授である。その検証なく応用するのは、問題だ。根元的な安全性を問う。英国では、プシュタイ教授の論文を中傷している動きが強い。今、私たちは、このプシュタイ教授の論文の意味を聞く機会を得た。 遺伝子組み換えが生態の中で思いもよらない変化を起こす。実質的同等は本当ではない。栄養成分的にも変化がある。同じ遺伝子組み換え同士でも違う。アトランダムな組み換えをしている。親とも違う。それがどんな変化か分からない。技術をコントロールすることも、再現する事もできない不十分な技術。これを日本、アメリカが国策として推進してきた。このようにバイテク産業は推進された。 しかし、良心的な科学者の論文によって、食べてはいけないということが分かった。食べ続けてどうなるか、生産国も厚生省も責任を持たない。その結果は、私たちの体が引き受ける。遺伝子組み換えは応用化してはいけない。凍結するべきだ。そのもの全体を食べさせる実験、少なくとも医薬品のレベルと同じ試験をするのが必要である。短期、長期、内蔵への影響など、全部する検証するのが最低の条件である。厚生省の出したデータでは、組み換えの前のものと組み換え食品との比較をしていない。本来の科学的な実質的な同等の評価すらしていない。 まやかしの論理を断固止めて、コーデックスという場ではなく、広範囲の客観的な場で遺伝子組み替えの是非を決めるべきだ。コーデックスは多国籍企業の意見が反映される。政府代表に加え、多国籍企業がオブザーバーとしてこの会議に参加して意見をしている。私たちは市民の声、環境を押し込める動きに対抗して、最も効果的な方法は、買わないこと、声に出して行動すること。国際的には遺伝子組み換え食品を買わない運動に逆行している日本政府の動き(遺伝子組み換えの米を作る)、この動きが日本にはある。途上国に、この米を買わせようとしている。日本政府にこれをやめさせる運動をつきつける。それが市民の運動。今年は農業団体や生産者のグループとともに遺伝子組み換えの推進をやめさせる運動を展開していく。今日はアメリカの情勢、CI(コンシューマーインターナショナル)の主張を聞くことができる。今日の集会の成果を是非、全国に持ち帰って、遺伝子組み換えの阻止、凍結をめざして頂きたい。 ● 安田事務局長挨拶 プシュタイ講演 事前実験 同等性について 実験結果 質疑 ****************************** アーパッド・プシュタイ博士の講演 Genetic modification of foodstuffs A salivation or course for mankind in the 21st century? こんばんは。 今日は、このように、民さんの前で講演させて頂くことに感謝いたします。 遺伝子組み換えの話をする。 遺伝子組み換えの技術は救世主なのか、悪魔か。 まず、植物体における組み換え技術の目的は何か。 1.抵抗性の向上 2.収穫量の増加 3.成長の向上 4.栄養学的な価値の改善(残念ながら限られた実例しかない) ここにある写真は病害虫に対する植物体の影響を示す。 遺伝子組み換えにより抵抗性を獲得した植物は病害虫に対して抵抗性を示した。組み換えていない植物体は病害虫で枯れた。 この比較写真は遺伝子組み換えの典型的な例である。 ここに示すのは、天然界にはいくつかの植物は元々病害虫抵抗性を有するという事例である。天然のある種の植物はある種の害虫に対して抵抗性を有する。毒性蛋白はある種の害虫に対して抵抗性があり、殺虫効果がある。 天然界には防衛蛋白がある。レクチンという殺虫蛋白がある。特定の害虫に対して蛋白の吸収を阻害して、殺虫効果を示す。 バイテクによる植物的な利用の考えは、天然にある殺虫蛋白を発現する遺伝子を、それをもたない植物に導入することによって新たに防衛機能を獲得した植物体を作ることにある。 バイテク技術によって、元々防衛蛋白をもっていない植物にそれを導入することが可能である。しかし、ここで問題がある実際に家畜は防衛蛋白を発現した植物体を食べるのである。そのような防衛蛋白が害虫に働くが、それを食べる人間や家畜に対して大丈夫か、害はないか。これに対して、会社は明確な答えを提供していない。 ここにあるように、同一の量の植物を与えても、その成分が同じように利用されているわけではない。遺伝子組み換え食品の成分は結果として代謝にどのような影響を及ぼすか。それは結果として動物にとって有益ではない。 重要なのはこれは毒性試験を行っているのではないということである。一定量の餌を与えているのに、成長阻害が現れたということである。ネズミは死ななかった。しかし、同じ量の餌を与えたのに、遺伝子組み換え餌では成長に阻害が認められたのである。 今これを現実的にどのように実験的に表すか。 実際には、実験動物には、実際に組み換えられた植物体が生成する物質の10から100倍の濃度を与えて、若い成長期の実験動物に与えて、成長と免疫システム、ホルモンシステムに対する影響をモニターするのが必要である。 実際に実験動物に殺虫蛋白であるレクチンをいくつか与えた。成長期の実験動物に高濃度で与えた。免疫など実験動物に対する影響を観察した。実際の遺伝子組み換え技術に使用する前には、このような実験をするべきである。 先ほど述べたように、実験をする前にどの種類の殺虫蛋白が動物に対して影響が少ないか実験した。結果を示す。 青の棒グラフ:コントロール(完全な食事) 黄色の棒グラフ:GNA蛋白を添加した餌(棒グラフの長さはコントロールと一緒であり、GNAは、成長に影響を及ぼさなかった。 その他、GNA以外の3種類の殺虫蛋白には、成長に対する阻害効果が認められた。 生育に対する阻害効果、体脂肪、筋肉への影響をみた。 GNA以外の殺虫蛋白は、明らかに阻害効果が認められた。GNA は最も影響を及ぼさなかった。 Spot the Differences さきほどのように、実際に実験に使用した若いネズミに対して投与した。 2匹のネズミのうち、どちらが大きいか。内臓器官を観察した。心臓の大きさは全く同じであった。 ここで注意を要する。体が大きいと、多くの人は体の大きいネズミが大きいと言う。 しかし、科学では、視覚的な大小で判断してはいけない。定量的に大小を比較するべきである。たとえば、心臓の重量を定量的に比較するなど。見た目の大きさでネズミの成長の度合いを比較してはいけない。 棒グラフ 様々な内臓器官を定量的に測定した。青の対照と比較して、各器官の影響をみた。GNAは内臓器官に対してはなんら影響を及ぼしていない。 いままでなぜこの説明したか。 ここが重要なポイントである。組み換え技術導入に関して、どの殺虫蛋白を導入したらいいか。まず、安全であることが確認された蛋白を導入するべきである。そこで、試験の結果、実験的にGNAが明らかに影響がないという安全性が確認された。殺虫蛋白を導入する前にこの確認をしなければならない。 スライド 実際に、GNAは、通常、植物体が生成する1000倍の濃度で影響を内臓に及ぼさなかった。GNAはそれで問題がないと結論された。そこで、この問題がないと結論されたGNAを遺伝子組み換え技術で、それを有しない植物体に導入した。プラスミド、抗生物質耐性マーカー、大豆やコーンの遺伝子組み換えと同じ技術を使用した。違う点といえば、使用した殺虫蛋白がGNAであることである。一般に使用されている殺虫蛋白とは違うものを、予備試験で安全性を確認して使用したのである。 スライド 我々の研究の目的は遺伝子組み換えの安全性を検証する科学的な方法を確立することである。 まず、作られる蛋白が安全であるという確認を行った。実際に畑においてはどうか。環境に対する安全性の評価はどうか。その実験方法を確立するのが目的である。安全な蛋白を導入して、それが環境にどのように影響を及ぼすか、その評価が可能になる実験系の確立が我々の研究の目的である。そのためには、まず、第1段階として、さきほど話したように、1000倍の濃度でも安全である蛋白をまず選択する必要があるのである。その段階で危険であっては、次の段階である環境への影響を評価する実験系の組立はできない。まず、安全な殺虫蛋白を選ぶこと。そして、次の段階として、環境への安全性を検証する実験系の組立を行うこと。この第2段階が我々の研究の目的である。 ここで実質的同等について話す。2つのものを組成を比較して相違はあるか。 植物体の場合、比較を行う場合、生育状態、生育環境が結果に影響を及ぼす。農場の場所が違う、日照条件が違う、違う場所で育てた植物体を比較することは意味がない。明らかに同じ環境、隣同士で栽培を行うことに意義がある。実験はジャガイモで行った。同一条件で、科学的に有意な条件で栽培されたか。全く同じ条件で栽培されたジャガイモで比較をするのがまず必須の条件である。そこで、実験においては組み換えジャガイモと組み換えでないジャガイモを隣同士で栽培した。 まず、ここに、最終的に両方を比較したものの結論を説明する。両者比較の結果、 蛋白、でんぷん、レクチン、トリプシンの阻害、可溶性、インヒビターなどの項目に関して、親と子で明らかな相違が認められた。これらの項目は子では、元の親と異なっていたのである。これにより、実質的に同等であるという結論は言えないということになった。 棒グラフ 元の親のジャガイモと組み換えられたジャガイモは実質的に同等ではない。 それを動物に与えた場合、そのような影響があるか。3つの条件で比較検証した。 (1)全く遺伝子組み換えされていないジャガイモを餌とした場合 (2)オレンジの棒:遺伝子組み換えされていないジャガイモに殺虫蛋白を、遺伝子組み換えで発現する量と同じ量だけ添加したジャガイモを餌とした場合 (3)もうひとつは、遺伝子組み換えされたジャガイモ(殺虫蛋白を生成することができる遺伝子を組み込んだ)を餌とした場合。 ● 安田事務局長挨拶 プシュタイ講演 事前実験 同等性について 質疑 結果 肝臓の大きさを比較した。→GNAの存在によって肝臓の重量は軽くなった。 遺伝子組み換えされていても(3)、いなくても(1)、GNAが存在すれば、肝臓の大きさは、通常のものより小さくなった。 GNAの存在(2)によって肝臓の大きさは小さくなった。 膵臓、睾丸に関しては、GNAの存在(2)以外に、組み換えられたジャガイモ(3)で重量の増加が観察された。 ************ 胃の組織を顕微鏡で検査した。→胃の粘膜の比較の結果、組み換えらたジャガイモでは明らかに、厚みが増大した。 ********** 腸の柔突起の顕微鏡検査。→遺伝子組み換えのジャガイモを与えたものでは、内部の細胞の増大が認められた *********** 遺伝子組み換えのジャガイモを与えたものでは内臓器官の増大は明らかであった。 **************** このような研究結果は、これが初めてである。 しかし、企業においては、内臓器官に与える影響は検証されていない。 **************** 通常、動物、人間の体内は自己防衛の機能、リンパ球がある。進入に対する対抗手段がある。本来、その植物体は防衛蛋白を発現しないのに、それを導入した遺伝子組み換えジャガイモを動物に与えることにより、動物のリンパ球が増加したのである。自己防衛機能が、遺伝子組み換えのジャガイモを与えることによって増加したのである。 実験結果として最後にお見せするものが次のスライドである。 以上の試験では、異物に対して人間、動物は免疫体系を活発化させることが観察された。 一方、ある種の組み換え餌の投与試験では、その免疫機能自体を抑制する効果があるという結果が得られた。 実験の結論として、遺伝子組み換えジャガイモは組成、栄養的に元のものと異なる。レクチンそのものではなく、遺伝子組み換え技術そのものによって実際の影響が認められた。それは、遺伝子の中に、殺虫蛋白を挿入することによって予期せぬ影響がでたからと考えられる。蛋白の存在ではなく、遺伝子組み換えそのものの影響であることが示唆された。 私が、ここで言いたい重要なことがある。英国において、実際に市場の組み換え食品は、どれもこのような内臓に対する影響に関するテストが行われていないことである。私は、公的な試験により検証を行った科学者として、この問題に対して懸念を表明する。市場に出ている遺伝子組み換え食品に対しては、どれも私が行った実験は行われていない。 科学者としても責務の点からテレビでこの問題を公表した。その結果は皆さんのご存じの通りである。政府、バイテク産業は、“潜在的な人間、動物に対する阻害効果の研究の発見を行った科学者は、大企業の利益に影響を及ぼす”という見解をとったのである。 私は、少なくとも遺伝子組み換え食品は、必ず生理学的な検査が必要であると主張する。 実際に示したような動物を用いた実験、そして、薬のphase Iようなボランティアによる人間による評価の検証が必要である。 以下の3つの条件の比較は必須である。殺虫蛋白を例に示す。 組み換えされていないものに、殺虫蛋白を添加 組み換えによる殺虫蛋白の導入 この3つの比較により確実な検証が可能となる。 このような検査が行われると同時に、このような評価検査自体が透明性をもって行われることが必要である。この試験の結果を公表するべきである。それに対して最終的に消費者が、需要として受けるかどうかは、消費者が決めるのである。 OECDは、このような検査の透明性を表明した。遺伝子組み換え作物を作る企業ではなく、独立した機関により、これが評価され、その結果がインターネットにより公に公開され、それをより多くの人々が見て、それぞれの人間がこれに対する見識をもち、評価を行い、これにより人々に遺伝子組み換え作物が受け入れられるという過程が必要である。 21世紀に向けての遺伝子組み換え食品を論じる場合、希望としては、以下の如くである。 現在の遺伝子組み換え作物は技術的に未熟で再現性に乏しく、第1世代のものである。 高度な技術で、再現性をもち、確実性をもった遺伝子組み換え食品が開発され、かつ、薬品の評価と同じような厳格な方法により評価され、それが消費者に受け入れられるか評価される、それが21世紀の遺伝子組み換え食品である、と私は希望する。残念ながら現在の第1世代の組み換え作物は、再現性がなく、確実性もなく、検査の方法の不十分である。 未来に向けて、人類にとって、進めるべきことは予防原則である。 予防原則。これを忘れてはいけない。テストもされず、評価もされず、そのようなものを無防備に使用することによって、短期的な利益を得るのではなく、ステップを踏んで、予防的な見地から遺伝子組み換え作物の開発を進めていただきたい。食品というものを作成するにおいて、予防原則をふまえてて、段階的な過程をもって、進めていただきたい。いたずらに、短期的な目先の利益だけを考えた方法をとらないこと。それが将来の人類に向けての結論である。 最後に 遺伝子組み換えされた食品は危険か、否か、それは私には分からない。危険かもしれないし、そうでないかもしれない。しかし、科学者はそれを評価する手段を持っている。遺伝子組み換え食品を厳格に検査するすべをもっている。消費者は、科学者が評価を行うための資金の供与、科学者にその試験を実施するように求めることを政府に訴えて頂きたい。それを希望する。 有り難うございました。 ● 安田事務局長挨拶 プシュタイ講演 事前実験 同等性について 実験結果 質疑応答 会場からの質問@ GMの必要性 東京の小金井から来ました。遺伝子組み換えという技術自体の予測不可能性をお話から感じた。すでに何億年という長い歴史の中で生まれている現在の生態系の中で現在共存している動植物に対してあえて組み換えという形で、実験によって新しいものを無理に導入する必要がどこにあるのか。なぜ、今あるものを利用しないのか。第2世代でも私は疑問である。博士と私では、見解が違うと感じた。 プシュタイ博士@ まさにご指摘の通りである。あなたにとって組み換え技術は必要はないであろう。しかし、世界をみわたすと、この技術に価値を見いだしている人達がいる。特に大企業がそうである。これは事実である。 私が申し上げるのは、このような技術自体を先を急いで導入する必要があるかどうかということである。最終的に、それは消費者が決めることである。必要ないとあなたが思うのであれば、それをあなたが、政府に訴えて頂きたい。これこそ、消費者次第である あわてて導入する必要がないと思うなら、消費者が政府に働きかけるべきである。 一方で、導入する、必要だという人がいるのであるならば、消費者は消費者の立場を主張するべきである。 質問A 食べるべきか否か 仮に評価を行って害がないことが立証されても人間は食べるべきか。安全なら食べてもいいのか。 プシュタイ博士A 現在出ている遺伝子組み換え作物は第1世代である。これに対しては、市場から撤去するべきである。今の組み換え自体は安全性がなく、予測がつかない。これは別のものに代わらなければならない。 もし、第2世代、(現在、そのような遺伝子組み換え技術はないが、あえてあるとするのであれば)が開発され、安全性が向上し、安全性が改善され、再現性があり、安全性に関する厳重な評価が行われ、安全性が立証された場合には、その評価はどうするか。その評価に対しては、私は、判断は保留する。 質問B 原因は何か? 天笠と申します。今日の話の中で、ラットへの影響で遺伝子組み換えのそのものが影響を及ぼしたという話であった。それでは、遺伝子組み換え技術の何が原因か。今、話題のプロモーターが原因なのか。お話を詳しく頂きたい。 プシュタイ博士B 非常に良い質問である。 個人として私見を述べる。 リンパ球の増大は、ベクター、またはプロモーター、プラスミドが影響しているのではないかと私は考えている。 技術そのものにも問題がある。組み換えられた遺伝子そのものがどこに入るのか。染色体のどこに入るのか。いくつ入るのか。どれが活性をもつのか。どれが活性を持たないのか。遺伝子のジャンプもある。そして挿入された遺伝子のどれが働かないのか。アトランダムな現在の組み換え方法には、おおいに疑問がある。 それでは、私からあなたに質問を返します。 現在の組み換え技術のどれが正しいのか。遺伝子のどこをコントロールできないのか。 どの部分が問題がないのか、あなたは分かるか。聞き返したい。 現在の技術そのものが予測のつかない技術であり、未熟である。その中で、技術自体がどのような影響をもったかより、そもそもどのような影響を及ぼすかが分からないのが現状である。 質問C GNAの量 添加したGNAの量と、組み換えにより発現したGNAの量は同じか。 プシュタイ教授C 全く同量である。本日のように、皆さんと意見を交換することは重要である。 質問D 内臓肥大の意味 有機農研の山田である。スライドの中で内蔵の内壁が肥大していた。それはGNAポテトのどんな影響の結果であるのか、見解をいただきたい。 プシュタイ博士D まず、内壁、内蔵の肥大は、我々の研究者は予想していなかったことである。当初は、添加しても影響のなかったものを添加したつもりであった。残念ながら、この予期せぬ事自体を発見したことを研究する事自体が圧力で止められてしまった。 この肥大が害だったのか、害でないのか、肥大が一定期間だけなのか、それとも長期なのか、調べるすべを失った。研究する方法はある。しかし、私見として話すことはできるが、この研究自体を中止にされたことが精一杯の答えである。 司会 プシュタイ博士、有り難うございました。(盛大なる拍手) 通訳の塙 章さん(ジェネティックID社)有り難うございました。 以上 | ||
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