遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
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2001年9月7日

農水大臣
武部  勤  殿

東京都目黒区目黒本町1ー10−16
遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
代表 天笠 啓祐

未承認飼料の混入容認についての抗議ならびに撤回の要請書

冠省 
 貴省は8月20日の農業資材審議会・飼料分科会・安全性部会にて、スターリンクなどの未承認作物の輸入を認める結論を出しました。同部会は、4月18日、未承認作物の混入を容認する方向で、審議入りしており、既定路線に沿って結論が出されたことになります。このように最初から結論が決まっているような審議の仕方に、まず抗議します。

 これまで貴省は、安全が確認されていない未承認作物は、国内に入らないことを前提にしていました。それが極めて非現実的な前提であることが、私たち遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンが、スターリンクなどの未承認作物を相次いで検出することで、白日の下にさらしました。本来ならば、その時点で、混入の可能性がある作物の輸入を全てストップすべきでした。それを行わずに、方針を変更して、未承認作物の混入を容認する方向で検討に入ったことは、本末転倒であり、日本の農家や消費者に対する、背信行為といえます。

 米国ではスターリンクは、混入率自体は低いものの、高い割合で検出されつづけています。これは花粉による汚染が想像以上に広範囲に及んでいることを物語っています。米農務省の調査によると、全国の連邦検査官の調査でも11万検体中10%から検出されました。スターリンクの作付け面積が、わずか0、4%であったことを考慮すれば、花粉による遺伝子汚染の深刻さを示す数値といえます。

 貴省は、この深刻な汚染に対処するために、輸入を止めて日本の生産者・消費者を守るのではなく、これまでの安全性評価を放棄することで乗り切る方針を取りました。

 安全性よりも穀物輸入を優先し、日本の農家や消費者よりも米国の利益を優先した、日本の市民に対する重大な裏切り行為として強く抗議します。
 未承認作物の輸入を認める8月20日の結論を直ちに撤回されるよう求めます。

以上


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