新潟のコメがあぶない!北陸研究センターの複合耐病性GMイネ作付 |
新潟県上越市にある北陸研究センター(独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構
中央農業総合研究センター 北陸研究センター、以下センター)で、新しいGMイネの栽培実験が進められています。このイネは、カラシナ由来の抗菌性蛋白質をもつ複合耐病性イネで、「コシヒカリ」系統の米「どんとこい」に、病害に強いカラシナの遺伝子を導入したいもち病などに強いイネです。
GM稲の屋外栽培実験は1993年、農業環境技術研究所(茨城県つくば市)で始まり、今年度は上越市と、東北大学(仙台市)、農業生物資源研究所(つくば市)で予定されています。センターは2002年から研究を始め、温室実験を経て今年から屋外での実証実験と進められてきました。
4月29日には地元で、5月24日には国会の議員会館で、センター研究者による説明が行われましたが、参加した農家・消費者から強い批判の声が上がりました。地元農民・自治体・消費者の理解が得られないまま、5月31日に「苗が大きくなりすぎた」という理由で第1次田植えが行われました。地元ではシンポジウムや反対集会が開催されていますが、6月29日には種子を採るための第二次田植えが強行される予定です。全国的に反対の声があがる中、6月24日には地元の農家と新潟産の米を食べている消費者による作付差し止めの訴訟が起こされました。8月3日には第5回目の尋審が予定されています。
GM技術はいまだ安全性は確立しておらず、多くの消費者はGM食品を食べることに不安をもっています。もし米どころの上越市の試験栽培で、周辺農家のイネと交雑したり、混入するなど遺伝子汚染が起きれば、新潟県産米に対する消費者の信頼は一気に失墜するでしょう。
遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンでは安全で安心できる新潟県産米を食べられるように、全国署名を行うことになりました。内容は1、北陸研究センターでの遺伝子組み換えイネの試験栽培を中止して下さい。2、今後県内で、遺伝子組み換え作物の試験栽培を行わないで下さい。3、一般栽培・試験栽培を規制したGM作物栽培規制条例を制定して下さい、です。
皆さまのご協力をお願いいたします。
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