遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
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「Q&A 9〜16」 |
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Q9 大豆プロテインの結果は大豆油でも同じなのか Q 大豆プロテインの結果は、大豆油と同じと考えてよいのか。(つくば) A 大豆油の脂肪中には基本的にタンパク質が含まれていないため、大豆プロテイン(タンパク質)とは異なります。そのため大豆油を与えた結果と大豆プロテインを与えた結果では異なると思います。しかし、脂肪中にタンパク質がまったく含まれていないかというと、そうではなく、ごく微量ですが不純物として含まれています。 Q10 GM作物は畑の小動物にどのような影響を与えるのか
A 直接、具体的に小動物に対してどのような影響があったのかを評価したケースは、残念ながら聞いたことがありません。しかし英国で、GM作物と非GM作物の間でどのような違いが生じるか、生物多様性の観点から評価されたケースがあります。 2003年10月16日に発表した英国王立協会による実験は、除草剤耐性のテンサイ、トウモロコシ、ナタネと、同じ作物の非GM品種を、実際に栽培する時と同じ条件で栽培し、比較しました。評価比較したのは、雑草と昆虫・小鳥などの動物への影響です。農場内だけでなく、農場の周辺への影響も調査されました。結果は、テンサイとナタネは春蒔き、冬蒔きともにGM品種の方がマイナスの影響が大きいことがわかりました。逆にトウモロコシは、非GM品種の方がマイナスの影響が大きかったのですが、この結果について英国の元環境大臣マイケル・ミーチャーは、非GM品種に用いた除草剤に、発癌性が強いとしてEUでの禁止が決まっているアトラジンが使われていたため、実験をやり直すべきだと述べるなど、英国内で批判が強まっています。 このような生物多様性への影響評価の実験は、英国以外では行われたことがありません。 Q11 ラットによる実験で、人間への影響はどの程度わかるのか
A ご指摘のように動物実験には限界があります。通常、体重差や寿命などの違いを換算した「外挿」という考え方で評価します。しかし、動物実験では問題が起きなかったのに、人間に適用して初めて問題が顕在化したサリドマイドなどに代表される、数多くの事件が起きています。 現在、おもに遺伝子組み換え技術を用いて「ヒト疾患モデル動物」がつくられています。なるべく人間に近いモデル動物をつくる試みです。 それでも医薬品ではいちおう臨床(人体)実験が行われ、有効性や安全性が評価されます。一方、遺伝子組み換え食品の場合、人体実験だけでなく、動物実験もまともに行われていません。しかも医薬品の場合、対照となる病気が限定されているため、摂取する人も限定されますが、食品の場合、誰もが口にする可能性があります。 現在の簡略化されすぎた遺伝子組み換え食品の安全審査の基準に問題があります。 Q12 在来種子はどうなっていくのか
Q エルマコヴァさんの4回目に行った実験のように、今後は在来種がどんどん減って、純粋な比較実験が不可能になるのではないでしょうか。純粋な在来種というものはどこかに保存されているのでしょうか。(札幌) A GM作物の増加やF1作物が増えたため、地域で伝統的に作られてきた品種がどんどん消失しています。これは大変重大な問題です。結果として、生物多様性が失われ、植物が環境に対して脆弱になり、資源の喪失にもつながっています。そのため、種子を守る運動が有機農業や自然農法を推進している人たちの間で広がっています。また、農水省生物資源研究所には遺伝子資源を守るため遺伝子銀行が設置されおり、種子が保存されています。 Q13 実験の細部をめぐって
Q 健康な雄ではなく、GM大豆を与えた雄との交配実験は行われていないのですか。現実社会では男性も食べているので。(札幌) A エルマコヴァ博士の動物実験では、GM大豆を与えた雄との交配実験は含まれていません。 Q 説明で「五世代の影響を考えることが大切」とおっしゃっていたのですが、なぜ五世代なのですか。何か意味があるのでしょうか。(札幌) A 五世代ではなく、次世代です。遺伝子組み換え食品の安全性評価では、次世代への影響は考慮されていません。エルマコヴァ博士の実験は、次世代への影響評価も行うべきだという教訓をもたらしたといえます。 Q 子どもラットの死亡率の表にある「陽性対照」とは。 また内臓への影響を示した表の「GM大豆/t」とは。(つくば) A 「陽性対照」とは、ポジティブ・コントロールのことで、対照群として設定された通常の飼料を与えたラットのことです。今回の資料中、「対照」とあるものも同じものです。また「GM大豆/t」とは、遺伝子組み換え大豆の種子を加熱したものです。 Q PCR法の比較した表の見方がわかりません。(関西) A 検査結果が現れている写真(下図参照)の上に、1〜12、さらにK+、K−とあります。Kはコントロールとして設定されたものです。それぞれが下の表と対応します。1つの飼料に対して2つずつ調べています。 1と2がGM大豆粉、3と4が在来種の大豆粉、5と6がたんぱく質GM大豆粉(抽出プロテイン)、7と8が在来種の大豆種子、9と10がGM大豆種子を加熱したもの(GM大豆/t)、11と12がGM大豆の種子となります。また、K+は組み換え遺伝子があるもの、K−は組み換え遺伝子がないものを示しています。
Q14 GM作物はいつ始まったのか Q GM作物はいつ頃から出始めたのか。野菜等も汚染されているのか。法整備は。(関西) A 最初に市場に出た遺伝子組み換え作物はトマトで、米国で作られました。このトマトは、1995年に発売されましたが、日本で流通したことはありません。 日本には1996年に、トウモロコシ、ジャガイモ、ナタネ、大豆の4種類のGM作物が輸入されました。現在はこれに綿が加わり、一方ジャガイモは2002年から栽培されなくなりました。 現在、GMナタネの自生が日本各地で起きています。この自生が拡大すると、ハクサイやカラシナなどアブラナ科の作物を組み換え遺伝子が汚染する可能性が強まります。あるいはすでに一部で汚染が起きているかもしれません。 GM作物に対する法的規制は、生物多様性条約カルタヘナ議定書によるものだけです。これはGM生物の国際間の移動を規制したものであり、汚染拡大の歯止めにはなっていません。そのため、日本各地の自治体の間で、GM作物栽培規制条例を制定するところが出てきています。このような自治体での取り組みが拡大すれば、ある程度は歯止めになるかもしれません。 Q15 どうして遺伝子組み換え作物がつくられているのか
Q16 ラウンドアップって何ですか Q 「ラウンドアップ」の意味がわからなかったので教えてほしい。(関西) A ラウンドアップは、モンサント社が開発した除草剤です。この除草剤に抵抗力を持たせた作物に、「ラウンドアップ・レディ」という名前をつけています。除草剤耐性作物の場合、ラウンドアップ耐性大豆を栽培するときには除草剤ラウンドアップをセットで使用することが前提となります。 |
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