| 遺伝子組み換え食品について各政党へのアンケート
(二)スターリンク・トウモロコシの混入、汚染防止について
昨年来、米国と日本でアレルギーを起こす危険性のある殺虫遺伝子(Bt)を組み込んだスターリンクが、食品、飼料、種子などに混入し、汚染の拡大が大問題になっています。
| @農水省は、スターリンク・トウモロコシを飼料用として認可するための準備を行っています。
米国ではすでに栽培を禁止しており、処分に困っているものを日本が受け入れることになります。
いったん飼料用として認可して受け入れれば、食用への混入は避けられません。スターリンク
を飼料用として認可することについて、どのようにお考えですか。
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民主:安全性の確認が行われることが必要である。先般、農林水産省が鶏に給餌をし、安全性確認をしたと発表されたが、安全性については、継続的な検査をした上で判断をすべきものである。食用との混合に関する問題は重大であり、もしも飼料用に認可した場合には、食用と別のルートを確立することが必要である。
公明:米国では、飼料用として認められております。日本では、飼料用として申請が出されていますが、承認に当たっては、安全基準にもつづき厳格な審査を行い、慎重に対応すべきです。
共産:日本では、飼料用と食用のトウモロコシなど混在して輸入され、流通段階でも厳格な区分もされていません。アメリカで栽培が禁止されているものを認可すべきではありません。
社民:アメリカでは自国で生産・流通していたスターリンクは回収し、今年度から生産自体が禁止されている。このようなスターリンクを飼料用として認可することなど絶対認められない
保守:現在、農業資材審議会で安全性審査むが行われているところであり、飼料としての安全性が確認された上で判断。
さき:スターリンク・トウモロコシについては、飼料用を含め、あらゆる形態においても、日本国内への輸入を認めるべきではない。
自由:食品の安全確保の点で検討中。
新社:スターリンク・トウモロコシの健康被害や環境汚染が現実に指摘されている以上、飼料用としても認可することには反対。
A米国では、今春作付け予定のトウモロコシ種子にスターリンクが混入し、農務省と種子企業が全量を買い取り、回収しました。日本のトウモロコシ種子も殆ど米国産であり、花粉の飛散などによりスターリンクに汚染されている可能性が高く、このまま放置するとスターリンク汚染が日本でも際限なく広がる危険性があります。
政府の責任で種子ならびに今年収穫されるトウモロコシを検査する必要があり、ま
た混入の事実が確認された場合には、米国などが行ったように国の責任で回収、損害補償をすべきであると考えになられますか。 |
民主:種子および収穫物に関する検査については必要性があるが、政府の責任で検査を行うことには疑問がある。混入が発見された場合の回収義務は各企業が負うべきものであり、またその種子・農産物等を出荷した相手との契約に基づいてその費用負担を決めるべきものであると考える。
公明:わが国では、食品等で問題が発生したきの回収は、製造業者又は販売業者が責任を持って回収しており、もし、スターリンク・トウモロコシについても、回収となれば原則として事業者が責任を持って回収すべきだと思います。
共産:アメリカ政府はスターリンクのアレルギー性を否定しましたが、いまだ健康への懸念は消えていません。当然、検査と回収は行われるべきです。
社民:混入の事実が確認された場合は、当然国の責任で回収し損害補償もすべきである。
保守:混入の事実が確認された場合、原則としては種子の販売者が回収等の措置を講じるとともに、実際に損害が発生した場合には、民事事件として解決されるべきである。
さき:政府の責任により、輸入トウモロコシ検査を実施すべきである。混入が見つかった場合は、国の責任で回収・補償するとともに、米国に費用負担を求めるべきである。
自由:検討中。
新社:スターリンクの混入がないと実証されるまで、国内の種子や収穫されるトウモロコシを徹底的に検査し、混入が確認された場合は全量回収と損害補償を政府の責任で行なうべきだ。また汚染されていない種子の確保を政府が責任を持って行なうべきだ。
| Bスターリンク事件に続き、未承認の組み換えジャガイモが市販のスナック菓子に混入し、回収騒ぎが起きています。これは外国から輸入される遺伝子組み換え食品の水際での検査の甘さを露呈したものです。輸出前の検査や輸入先の証明書だけでなく、日本での輸入時の検査体
制を抜本的に強化して、混入防止や未承認の流入を厳重にチェックする必要があるとお考えになられますか。
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民主:現在の輸入時検査は、書類による確認で済まされている点で大きな問題がある。出荷後の回収騒ぎは、消費者の不安が大きいと同時に製造者への負担も大きくなる。輸入時に抜き取り検査を行うなどの厳格な検査体制を築き、入り口で対応を行う必要がある。
公明:混入防止や未承認の流入を厳格にチェックするため、輸入における検査体制はさらに強化すべきです。
共産:日本の輸入時の検査体制は人員も予算もきわめて貧弱であり、抜本的に強化することが急務です。厳重にチェックできる体制にするために、食品衛生法の抜本的な改正をすべきだと考えます。
社民:未承認の遺伝子組み換え作物が国内に流入していたことが確認されたのは、行政の検査ではなく、多くは貴「キャンペーン」をはじめ、消費者団体の検査。これは行政側に使命感や責任感が欠如していることの証左でもあるが、輸入時の検査体制を改革し、厳重にチェックしなければ流入は防止できない。
保守:遺伝子組み換え飼料の輸入時のチェック体制を強化するため、検査体制の拡充が必要。
さき:検査官の増員や予算の増額など、輸入検査体制を抜本的に強化するとともに、検査体制に市民の意見を反映させる仕組みを設けるべきである。
自由:検討中。
新社:検査を輸出国まかせにすることはできない。政府は責任をもって輸入時の検査を行ない、厳重にチェックすべきだ。また輸出国の検査技術などのチェックも必要だ。』
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