遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
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日本ビーンズ 製品(豆腐)製造過程(もめん)
遺伝子組み換えの農作物は当社では一切使用しておりません。
原料(大豆)─洗穀・計量─磨砕─煮沸─分離(豆乳)─凝固─熟成─盛り付け(崩し)─圧縮(再結着)─カット─清水晒し─包装──金属検知─加熱殺菌冷却─検品・箱詰め─冷蔵─出荷
製造工程についての説明
@洗穀・計量 機械装置により大豆サイロより自動計量され、清水にて洗浄します。
A浸漬 工場内の浸漬タンクにて大豆に水分を与え柔らかくします。
B磨砕 セラミックのグラインダーにて擂ります。
C煮沸 豆腐ができるように加熱します。
D分離(豆乳) おからと豆乳を分離します。
E凝固 豆乳に凝固剤を加え型箱にて凝固し豆腐にします。
F熟成 凝固した豆腐を組織が安定するまで保持します。
G盛り付け(崩し) 豆腐の型箱に崩して盛り付けます。
H圧縮 型箱内の豆腐に圧力をかけ再度固めます。
Iカット 通常の大きさに切ります。
J包装 パックに豆腐を入れフイルムを加熱圧着し密閉状態にします。
K金属検出器 金属について製品を検査します。
L加熱殺菌冷却 製品を温水77℃−50分間入れ殺菌(豆腐の芯温が65℃30分確保)します。
M検品・箱詰 目視検査、重量、温度検査を実施して箱に入れます。
N冷蔵 冷蔵庫に保管します。
O出荷 保冷車にて出荷。

第11回 遺伝子組み換え食品検査運動 
豆腐に組み換え遺伝子検出!!

各メーカーの質問状に対する回答

「遺伝子組み換え大豆を使用していません」と表示のあった豆腐より、検査運動によって組み換え遺伝子が検出されました(キャンペーンニュース78号参照)。その該当各メーカー、株式会社サンフードジャパン(以下、サ)、日本ビーンズ株式会社(以下、日)、タカノフーズ株式会社に送った質問状の回答は以下のとおりです。3社のうちタカノフーズは回答を拒否しました。

1. 遺伝子組み換え大豆が混入した原因を明らかにして下さい。
(サ)混入は意図せざるもので場所の特定は困難なのが現状です。
(日)当社は「遺伝子組み換えで無い」との契約で大豆の購入をしております。流通過程での意図しない混入があったようですが原因は不明です。
2. 使用されている大豆は国産ですか、輸入品ですか。
(サ)(日)輸入品です。
3. 原材料はどこで収穫されたものですか。
(サ)(日)カナダ産、オンタリオ州です。
4. 原材料メーカーはどこですか。
(サ)三菱商事株式会社
(日)富士商事株式会社
5. 輸入経路、製造過程はどのようになっていますか。
(サ)カントリー・エレベーター(農家から大豆を購入)→コンテナに積み込み→鉄道にて輸送→輸出港(コンテナヤード)にてコンテナ船に積み込み→コンテナ船にて輸送→国内倉庫(横浜倉庫株式会社)→御社納入
*上記各所にて非遺伝子組み換え大豆が他の農作物と混入しないように保管・輸送されるように分別管理されております。しかし、分別管理の性質上意図せざる混入が避けられない為、100%非遺伝子組み換えであることは保証できません。
(日)輸入経路[大豆品種 富士ブラウン]証明書
2004.02.24輸入業者(伊藤忠商事)→港湾サイロ 東洋埠頭(入港日2004.01.19)―(確認書2004.03.09)→卸売業者 富士商事(検査機関2004.03.31)─(証明2004.05.10)→食品製造者
6. 「非遺伝子組み換え」の証明書はありますか。またどのようなものですか。
(サ)(日)証明書添付
7. 貴社では原材料について独自の検査を行っていますか。
(サ)自社検査室および外部検査を行っております。外部検査(日清環境調査センター)によると当社品よりGMO反応があるが、0.1%未満であるとの検査結果。(報告書添付)
(日)ELISA法による簡易テストで実施しております。
8. 今後こうした混入を避けるためにどのような予防策をとりますか。
(サ)農家での混入・配送での混入を最大限減らすよう務めますが、GMO比率が85%を超える現状では、混入「0」は出来かねるとの輸入元の見解です。現状当社としても「0」になる仕組みを作る様、仕入先に申し入れをしております。
(日)大豆購入契約の時、コンタミ(混入)の無いよう強く要請します。
9. 現行の遺伝子組み換え食品の表示制度についてどのようにお考えですか。
(サ)国の制度ですので当社としての見解は控えさせて頂きます。制度改正があれば従います。
(日)世界の大豆の65%は遺伝子組み換えです。大豆は農作物であり、収穫時、搬送時等において意図しないコンタミがある可能性があります。メーカーの努力があれば5%以内において許される行政の指導に従っております。
10. 今後表示を変えることを検討していますか。
(サ)国の法律・協会等の方針に従いたい。常に表示の変更は検討している。
(日)豆腐の主原料である大豆については、当社としてはより良質な品物を使用するように努力しております。もちろん「遺伝子組み換えで無い」大豆を契約して購入しております。
深刻なGM汚染――豆腐検査をふり返って

 今回の検査結果によって、GM汚染が一段と進行していることがはっきり示された。
2002年6月21日、厚生労働省によって、食品中の遺伝子組み換え作物混入の実態調査が報告された。遺伝子組み換え大豆を使っていないと表示された47商品が調査され、13商品から組み換え大豆が検出された。作付けの段階、流通の段階での混入がかなり進行しており、想像以上に深刻であることがわかったが、それでも2割強の混入だった。

 2004年8月4日、国民生活センターが「遺伝子組み換え大豆不使用」表示の豆腐を分析したところ、29商品中18商品、6割強から組み換え大豆の遺伝子が検出された。私たちの調査でも、7商品中3商品から組み換え大豆の遺伝子が検出された。もはや混入が当たり前になってきたわけである。しかし、国産大豆を100%使用したものからは、さすがに検出されていない。
 今回、検出されたケースはすべて、原料の大豆を北米から購入している。もはや北米に依存する限り、混入は避けられないと見るべきである。

天笠啓祐

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