| 1.私たち市民は、遺伝子組み換え作物の栽培に関して、試験栽培にしても、商業栽培にしても、どこでどのような作物が栽培されているか、ほとんど知らされていません。一覧表もやっとの思いで作ったものです。今年度、各地で行われている説明会の開催を事後に知ったケースもしばしばでした。いただいた質問状の中に、御社は商業栽培に関して「日本には存在しないと認識している」と述べておられますが、それは何を根拠に言われているのでしょうか。 |
| 1 商業栽培とは、作物の収穫物を販売するために栽培することと考えております。現在日本で栽培されている遺伝子組み換え作物の収穫物は販売されておりませんので、商業栽培はなされていないと考えております。 |
| 2.バイオ作物懇話会による今年の栽培に関してですが、御社の坂本智美部長は、日経バイオテクや毎日新聞の伝え方は間違っていたと言われましたが、両紙に対してはどのような訂正を求め、どのような回答を得たのでしょうか。 |
2 日経バイオテクの報道は誤解を生みやすい表現となっていることから、記者にきちんとご説明を申し上げております。ご指摘の毎日新聞の報道は、弊社に確認をした上で記事を書かれておりますので、間違っていないと認識しております。ご参考までに記事の関連部分を日付入りで記載させていただきますので、貴キャンペーンで実際にご確認いただければと思います。
「同懇話会は、組み換え種子を開発した日本モンサント社の同意を得て、茨城県内の同社隔離ほ場で栽培を観察することにした。作業は同社が行う」(毎日新聞2004/5/21 朝刊 12ページ)
「バイオ作物懇、04年も組み換え大豆の試験栽培へ(タイトル)〜(中略)一般ほ場での栽培は難しいと考え、04年は茨城県にある日本モンサントの研究圃場で栽培する」(日経バイオテク 2004/05/17) |
| 3.私たちは、遺伝子汚染によって意図せざる形で遺伝子組み換え作物ができたり、試験栽培で収穫された作物が通常の作物と混じって流通する場合は、商業栽培に準じると考えています。御社では、それをどのように防いでおられますか。また、汚染が起きた際の補償に関してはどのように考えておられますか。 |
| 3 弊社の隔離ほ場では、農林水産省が独立行政法人に対し定めた「第一種使用規定承認組換え作物栽培実験指針」に沿ったかたちでの交雑防止措置を講じております。弊社隔離ほ場でおこなっているワタは試験終了後、ママ圃場内に鋤込み又は焼却いたします。また大豆については、調査、測定後、一部密閉容器に入れ貯蔵庫に保管し、残りは鋤ママき込み又は焼却いたします。 |
| 4.バイオ作物懇話会に種子を渡す際に、どのような条件を付けられておられますか。 |
| 4 バイオ作物懇話会に対しては、試験に先立って地元農協、市町村及びママの関係部局に計画をお知らせすることをお願いしています。また試験地の周辺に大豆が栽培されているかどうかに留意し、試験栽培をおこなうようにお願いしています。種子が流出しないように、播種の時は日本モンサントの社員が立会い、残った種子を回収させていただく、また廃耕の時にも立会いをさせていただくことをお願いしております。 |
なお、貴キャンペーンが指摘しておられる正しい情報の提供につきましては、開発企業といたしまして、その重要性を認識しております。ご承知のことと思いますが、今年からホームページを立ち上げ、栽培の状況等につきましても栽培計画書も含めて、すべて公開しております。貴キャンペーンからご要望のありました説明会につきましては、弊社として説明すべきことは、ホームページ上で公開し、ご覧いただける状況になっておりますので、まずそちらをご参照いただき、不足分がございましたら、ご連絡いただければと考えております。
よろしくお願い申し上げます。 |
| 以上 |