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農林水産省消費・安全局 プレスリリースより(抜粋)

平成16年6月23日

 組換え体利用飼料の検査結果について

 1 経緯
(1)米国において飼料用としての安全性は確認されているが、食品としての安全性が未確認となっている遺伝子組換え体とうもろこしであるスターリンクについて、我が国において食品から検出されたとの指摘が平成12年にあった。
我が国はスターリンクについて食品及び飼料としての安全性評価を行っていなかった。

(2)このため、
@ 平成12年4月輸入分から、農林水産省肥飼料検査所(平成13年4月に独立行政法人化)において飼料用とうもろこし中のスターリンク混入について検査を開始するとともに、
A 平成12年12月に、日本に輸出される飼料用とうもろこしへのスターリンク混入を防止するため、米国において輸出前検査を実施することについて日米間で合意、さらに、
B 昨年4月1日に、飼料及び飼料添加物の成分規格等に関する省令(昭和51年農林水産省令第35号。以下「成分規格等省令」という)を改正し、組換え体利用飼料について農林水産大臣による安全性の確認を義務付けた。成分規格等省令においては、我が国と同等又はそれ以上の水準の安全性に関する審査の制度を有する外国政府の審査により安全性が確認されているものについては1%以下の混入を認めている。

(3)なお、スターリンクについて、現在までのところ、成分規格等省令に基づく安全性の確認の申請はなされていない
また、スターリンクの組換え遺伝子及びそれによって生じたたん白質が畜産物中に移行しないこと等については給与試験により確認されている。

2 検査結果
検査対象:飼料原料であるとうもろこし
検査実施主体:独立行政法人肥飼料検査所
検査方法:PCR法及びELISA法
スターリンクの混入については陽性率及び混入率とも低下傾向にあり、平成15年度下半期では検査した全ての検体で、混入は見られなかった。


(参考) 
スターリンクについては、消費者及び畜産農家等への情報提供を行うことを目的として、家畜への給与試験を実施済みである。(編集部注:この試験の問題点に関してはキャンペーンニュース49号参照)
この結果、ブロイラー、採卵鶏、乳牛及び肉豚のいずれについても、健康状態、畜産物の生産性に異常は認められず、畜産物中への組換えDNA及びこれによって生産されるたん白質であるCry9Cの移行も認められなかった(平成13年公表済み。)

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